メガネを選ぶのってとても難しいですよね。

どんなフレームがいいのか、どんなレンズがいいのか、何を基準に選べばいいのか・・・。

大人でもよく分からないのですから、お子様のメガネ選びとなるとなおのことです。

これから成長する大切なお子様のメガネ選びをオリゾンでお手伝いさせてください。


目の発達について

一般的に生後まもない赤ちゃんの眼は遠視で、視機能も未発達のため、遠くも近くもぼやっと見えている状態です。

身体の成長に伴い、眼軸長と呼ばれる眼球自体の大きさが変化し、遠視から正視に変化していきます。7歳ぐらいで視機能はほぼ完成され、遠くも近くも大人と変わらないぐらいの見え方になります。

 

メガネをかけると近視がすすむ?

成長期のこどもは、身体の成長に伴って眼球の大きさが変化するため、短期間で近視の度数が進むことがあります。メガネを掛けたから近視の度数が進むわけではありません。

常に快適に生活が出来るように、視力をチェックして適切なメガネを掛けさせてあげてください。


学校では黒板の文字が見える事が大切

学校では何が見えにくいと困るでしょうか?そう、黒板の文字ですね。黒板の文字が見えにくいと授業の内容が分からなくなります。ですから学校の視力検診は、黒板が見えにくくなっていないかどうかを基準に調べています。

新学期になると多くの学校で検診が行われ、お子様が検診の結果を持ってきているかと思われます。
ここで簡単に学校検診の結果について説明いたします。

A(1.0以上)
教室の一番後ろの席にいても黒板の文字が読むことができる。
B(0.7~0.9)
教室の真ん中より後ろの席にいても黒板の文字がだいたい読めるが、小さい文字だと見にくいこともある。
C(0.3~0.6)
教室の真ん中より前の席にいても小さい文字があまり読めない。
D(0.2以下)
一番前の席に座っても眼鏡などがないと読めない。

近見視力も大切です。

遠くが良く見えているからといって必ずしも安心というわけではありません。
近年、遠くが見えているのに近くが見えないこどもが増えています。教科書やノートの文字がはっきり見えない状態になっており、近くが良く見えていないために、学習や運動の能力をうまく発揮できずにいるケースがあるのです。
こども自身は「近くは良く見えないものだ」と思い込んでいて、自分ではなかなか気付きません。「もしかしたら」と思ったら、眼科の受診をお勧めいたします。



小児の弱視斜視及び先天性白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる眼鏡及びコンタクトレンズは、各保障者(健保組合、社保、国保)より療養費の支給が認められます。

治療用眼鏡の場合は眼鏡処方箋の他、治療用眼鏡等指示書がございます。

支給額等に関しましては画像をご覧ください。